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Text File  |  1998-06-01  |  11KB  |  122 lines

  1. 最終改定日:98/5/31
  2. バージョン:ImageViewer-J 4.61
  3.  
  4. このファイルには以下の内容が含まれています:
  5.  
  6. 今バージョンの新機能
  7. はじめに
  8. ImageViewer-J の登録
  9. 技術サポート
  10. デモ版
  11. パスワードでの問題
  12. ウインドウ・コントローラ
  13. ドラッグ&ドロップ
  14. ファイルリスト
  15.  
  16. 今バージョンの新機能
  17. ImageViewer-J には強力な新機能が追加されました。まずファイルリストを独立したカタログファイルに保存、あるいは HTML ページに書き出すことができます(“カタログ”および“HTML”ファイルを参照)。新たに多くのプラグインに対応できるように、PhotoShop™ 入力プラグインのサポートも改良されました。 そしてQuickTime™ 3.0 のビデオエフェクトも追加されました。
  18.  
  19. はじめに
  20. ImageViewer-J は、GIF/JPEG/PICT/TIFFを探し、表示し、整理し、印刷するための Mac 用の画像表示アプリケーションです。画像フォーマットを相互に変換したり、プレビューおよびアイコンの作成のためにも使えます。ムービーの再生も可能です!
  21.  
  22. ImageViewer-J の最も便利な機能の1つは、大量の画像を切り替えながら表示できることです。キー入力あるいはクリック1つで、フォルダあるいはボリューム内の画像から画像へ、前後に自由に切り替えられます。“リスト”表示を選べば、複数の画像をプレビューあるいはテキスト表示しておいて、特定の画像をダブルクリックして開くことができます。また画像を自動的に順番に表示する自動ブラウズ(スライドショー)機能も持っています。ウインドウサイズでもモニタサイズでも、自動ブラウズすることができます。
  23.  
  24. ImageViewer-J は、いくつかの表示形式を持っています。単一画像表示形式には、フルスクリーン、ウインドウにフィット、そして 25% から 800% までの拡大縮小があります。リスト表示形式には、ギャラリー、ギャラリー(小)、アイコン、そしてテキストがあります。全ての表示形式で、名称、サイズ、タイプ、日付、ランダム、そしてカスタムのファイル順が使えます。
  25.  
  26. 豊富な選択肢から、画像表示する際の見た目をカスタマイズすることができます。背景色あるいはパターン、画像枠あるいはリスト表示のプレビューの区切り枠の形式も選べます。画像およびプレビューをどのように表示するのか、細かく指定することが可能なのです!
  27.  
  28. ImageViewer-J から直接、デジタルカメラを制御(QTIC をサポート)、あるいは画像をスキャン(Ver. 3.0.5 以降の Photoshop™ 入力プラグインをサポート)することができます! 
  29.  
  30. ImageViewer-J は、PhotoShop™ や PascalWrite™ などの他のアプリケーションとも併用できます。例えば“ドラッグ&ドロップ”か ImageViewer-J 独自の転送コマンドを使ってお好みのアプリケーションへ画像を移動させることができます。ImageViewer-J を使えば、開くコマンドを繰り返して画像を探す作業から解放されるでしょう。
  31.  
  32. ImageViewer-J は、クロップ/スケール/回転/階調反転などの簡単な編集機能も持っています。単純な編集操作のために、多機能な画像編集ソフトを起動する必要はありません。さらに明るさ、コントラスト、そしてシャープネスを調整できます。
  33.  
  34. 画像を整理するためには、ImageViewer-J は、ファイルのロケーションへのコピー、ロケーションへの移動、ゴミ箱への移動(あるいは削除)、リソース除去、そして名称変更などの命令を持っています。また ImageViewer-J では、自動的にプレビューおよびアイコンを作成したり、将来利用する時に分かりやすいようにファイル内にコメントやキーワードを追加することもできます。
  35.  
  36. Mac で画像を扱っているなら、ImageViewer-J が手放せなくなるでしょう。
  37.  
  38. ImageViewer-J の登録
  39. ImageViewer-J は、ダウンロードした状態で、デモ版として好きな期間試用することができます。ImageViewer-J のすべての機能が使いたければ、3,000円のシェアウェア料金を払ってユーザー登録してください(支払いにクレジットカードを使う場合は、米国で処理されるために $25)。登録により、すべての機能が使用可能となります。
  40.  
  41. ImageViewer-J にユーザー登録すると、将来のプログラムの改良を支援することになるだけでなく、 無償で電子メールによる技術サポートと将来の標準的なアップグレードが受けられるようになります。今回のバージョンアップも、'96 年の ImageViewer 発表以来、5回目の無償アップグレードです(ImageViewer-J としては2度目)。
  42.  
  43. ●オンライン登録:
  44.  
  45. クレジットカードを使った登録であれば、シェアウェアの登録代行サービス kagi、http://order.kagi.com/?2YV&J で Internet の WWW ページでのオンライン登録が可能です。
  46.  
  47. この URL には、“登録・サポート”フォルダ内の“Kagi オンライン登録”というファイルをダブルクリックすれば自動でアクセスできます(Internet への接続環境と WWW ブラウザが必要です)。
  48.  
  49. ●ファックス/電子メール/郵便による登録:
  50.  
  51. “登録・サポート”フォルダ内の“登録・サポート”というファイルを参照してください。
  52.  
  53. 技術サポート
  54. 登録ユーザーは、電子メールを kappalab@avisnet.or.jp に送付してユーザーサポートを受けることができます。通常なら、2日以内に何らかの回答ができると思います。もし電子メールを使うことができないなら、封書/葉書を以下の住所に送付してください:
  55.  
  56. 〒399-8301
  57. 長野県南安曇郡穂高町大字有明豊里8545-11
  58. カッパ研究所、後藤啓次
  59.  
  60. http://www.pascal.co.jp/~kappalab/Clientele/PlatoGrande/ImageViewer-J のヘルプ書類も参照してください。
  61.  
  62. 申し訳ありませんが、現時点では電話によるサポートは行っていません。
  63.  
  64. デモ版
  65. ImageViewer-J 4.5 から、従来の 30 日の試用期間を撤廃し、ユーザー登録が行われるまで特定の機能を“使用不能”とすることにしました。この変更はあまり嬉しいことではありませんが、試用期間方式には問題が多すぎました。デモ版でも、ImageViewer-J の基本的な表示・閲覧機能は使えます。“使用不能”なのは、ファイルの編集に関わる部分です。登録すると、すべての機能が使えるようになります。“使用不能”な機能は以下の通りです:
  66.  
  67. 1.    保存
  68. 2.    ロケーションへのコピーおよび移動
  69. 3.    ゴミ箱への移動(削除)
  70. 4.    リソース除去
  71. 5.    バッチ処理
  72. 6.    印刷
  73. 7.    並び順インデックスの適用
  74. 8.    ドラッグ&ドロップ  
  75.  
  76. パスワードでの問題
  77. パスワードを変更したければ、kappalab@avisnet.or.jp まで電子メールを送ってください。なお Ver. 4.4 以降の新しいパスワード方式では、以前に見られたようなパスワードに関連した問題は起こらないはずです。
  78.  
  79. 注意:Ver. 4.43 では、新しいパスワード方式を採用していましたが、ユーザー名やパスワードを変更するなどの再登録を行った場合にまだ問題がありました。この問題も解決されています。
  80.  
  81. ウインドウ・コントローラ
  82. ImageViewer-J は、ウインドウ内に多くのコントローラを装備しています。これらのコントローラを使って、ファイルを探し、表示形式を変更し、リストの並び順を変更できます。
  83.  
  84. ウインドウの左上の大きな4つのボタンは、クリックすることで表示形式を切り替えます。現在の状態に関わらず、左から順に、ギャラリー形式、ギャラリー形式(小)、テキスト形式、そして単一画像形式となっています。またリストメニューからリスト形式を選ぶこともできます。メニューにはアイコン形式が追加されています。
  85.  
  86. スライダーは、リスト内のファイルに“ジャンプ”するために使われます。特定のファイルにジャンプするためには、スライダーをドラッグするかスライダーバー上をクリックします。またスライダーバーは、ImageViewer-J がファイルの読み込みやコピーなどの処理を行っている間は、プログレスバーとしても機能します。
  87.  
  88. スライダーの右には、3つの小さなボタンがあります。左から順に、現在のファイルを1つ戻す、自動ブラウズを開始、現在のファイルを1つ進める、となっています。なお自動ブラウズがオンの時は、左から順に、逆進、自動ブラウズを停止、順進となっています。
  89.  
  90. これらのコントローラの右には、ImageViewer-J の動作を知らせるメッセージボックスがあります。通常は現在の表示形式がメッセージとして表示されています。しかし文字を入力すると、それがメッセージボックス内に表示され、若干のポーズの後で、入力した文字とファイル名が一致する(あるいは一番近い)画像が現在のファイルとして選択されます。このファイル名検索機能は、漢字には使えません。
  91.  
  92. これらのコントローラの下には、リスト順を設定するいくつかのテキストボタンがあります。左から順に、名前、サイズ、タイプ、日付、そしてランダムです。現在のリスト順は、OS 8 以前のファインダ同様に斜体で表示されます。なおカスタム順が指定されている場合、リスト順は斜体になりません。
  93.  
  94. ウインドウの下部で水平スクロールバーの左には、表示形式ポップアップメニューがあります。このポップアップメニューで、ウインドウにフィットや 200% などの単一表示形式のオプションを切り替えられます。
  95.  
  96. ウインドウの下部で表示形式ポップアップメニューの右には、マルチ画像あるいは“アニメ”コントローラがあります。これらのコントローラは、画像のコマを移動あるいはアニメーションのオン・オフを制御します。現在、これらのコントローラはアニメーション GIF ファイルに対してのみ有効になります。
  97.  
  98. ドラッグ&ドロップ
  99. ImageViewer-J は、画像ファイルの整理を助けるためにドラッグ&ドロップをサポートしています。
  100.  
  101. 例えば単一画像形式の場合、画像の一部を選択してファインダへドラッグすることでクリッピングが作成されます。あるいはドラッグを受け付ける他のアプリケーションへもドラッグできます。対象となるアプリケーションがドラッグを、受け付けるなら、その書類ウインドウ内へドロップすることでコピー・ペーストと同様の処理になります。
  102.  
  103. リスト表示形式の場合は、ドラッグ&ドロップをいろいろと利用できます。たとえば ImageViewer-J  ウインドウ内でドラッグを行うと、リストの並び順をカスタム仕様に変更したことになります(“リスト&ウインドウ”ファイルのリストの並び順を参照)。ImageViewer-J ウインドウから他の ImageViewer-J ウインドウへドラッグすると、ドロップしたファイルが対象となるウインドウのファイルリストに追加されます(対象となるウインドウの並び順はカスタムに変更されます)。
  104.  
  105. ロケーションウインドウへドラッグすると、ファイルを特定のロケーションへコピーまたは移動することができます。基本操作は移動ですが、option キーを押したままでドロップするとコピーされます。
  106.  
  107. ファインダへのドラッグは、ファイルアイコンをファインダへドラッグしたのと同様の動作をします。必要に応じて、ImageViewer-J はファインダのようなドロップを受ける側にファイル情報を伝えます。
  108.  
  109. 注意:過去のバージョンの OS では問題が報告されているために、ImageViewer-J でドラッグ&ドロップを使う場合は、OS 8 を推奨します。OS 8 以前のシステムでもドラッグ&ドロップは使えますが、正常に動作しない可能性があります。
  110.  
  111. 制限:ImageViewer-J 外へドラッグする場合、ドロップされる場所やその操作(コピーあるいはペースト)を ImageViewer-J が知ることはできないため、現在のファイルリストを再構築します。つまりドロップにより、ファイルが現在のリストから外されるかも知れませんし、現在のリスト内の異なる場所へ移動されるだけかも知れないわけです。なお現在のファイルリストが大きいと、再構築に若干の時間がかかります(後述のファイルリストを参照)。
  112.  
  113. ファイルリスト
  114. ImageViewer-J の中心は、ファイルリストという概念です。ImageViewer-J でフォルダを開くと、全ての表示可能なファイルを含むファイルリストが“構築”されます。リストにサブフォルダを含めるかはユーザーが指定できます(“ファイル”ファイルの画像を開くを参照)。現時点では、ファイルリストは、ファイルとそのハードディスクやCD-ROMなどのメディア上の物理的な位置を直接参照しています。
  115.  
  116. ファイルリストは、ImageViewer-J の各ウインドウごとに存在します。仮に1枚のファイルしかなくても、同じです。ファイルリストは固定ではなく、ImageViewer-J はファイルリストがメディア上のファイルを正確に反映するように動作します(つまり同期させています)。 ファイルリストは、ファイルリスト構築字に検索したすべてのディレクトリを記録したディレクトリリストを持っています。これは単一のディレクトリでも構いません。そして変更が加えられていないか、定期的にディレクトリリストはチェックされます。変更があれば、ファイルリスト全体は再構築されます。
  117.  
  118. ファイルリストに関係のないフォルダがたくさんあると、ファイルリストの構築に時間がかかります。例えば、ボリュームを開いて、そのボリュームに画像以外のファイルを含むフォルダがたくさん含まれていると、サブディレクトリが検索された際に、ファイルリストには含まれないファイルを調べるために無駄な時間を費やすことになります。 
  119.  
  120. ヒント:プリファレンスで“サブフォルダを検索”をチェックしてリストを構築するなら、できるだけ画像を含んだフォルダだけを開くように努めてください。さらにたとえばファインダへ画像をドラッグして移動させるなどファイルリストが再構築されるような変更を加える予定があるなら、少ない数のファイルを扱ったほうがよいでしょう。再構築にかかる時間はまちまちですが、リスト内のファイル数を 300〜400 枚程度に抑えておくことが重要です。
  121.  
  122. 以上